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インプラント手術後の食事は?おすすめ「食事メニュー」
こんにちは。
仙台市太白区・南仙台の【なごみデンタルオフィス】です。
しっかりとした噛み心地でお食事を楽しめることは、インプラント治療の魅力の一つです。
手術が終わり、「その噛み心地を早く実感したい!」と思うかもしれませんが、手術後のお食事に気をつけることで、術後の経過はぐんとよくなります。
今回は、どのような点に気をつけてお食事をしていただくとよいか、について解説します。
手術後はいつから、どんなものを食べられるの?
インプラント治療後は、しばらく麻酔が効いているため唇や頬を噛んだり、熱さを感じにくくてやけどをしたりする恐れがあります。
麻酔が切れるまでは、飲食を控えましょう。
麻酔が切れたら、当日は傷口の負担になりにくい、噛まなくても栄養が摂れるものを食べてゆっくりお過ごしください。
ゼリーやヨーグルト、ポタージュ、野菜ジュースなどの手軽に栄養を摂れるものがおすすめです。
傷口の出血や腫れが少し落ち着いてきたら、お粥やカットしたうどんなど、お口を大きく開かなくても一口で食べることのできるものにしていきましょう。
辛いものや熱いものは傷口に刺激を与えてしまうので、まずはやさしい味わいのものからスタートし、治療箇所と反対側の歯で噛むと安心です。
そして、一週間ほど控えていただきたいのはアルコールです。
血の巡りがよくなり、出血や腫れの原因や傷の治りが悪くなるので、術後の回復のためにも飲酒はお休みしましょう。
術後の経過をよくしたい!摂っておきたい栄養素とは?
インプラント治療は外科手術を伴うので、傷口を早く回復させたいものですよね。
そのために術後は、このような栄養素を積極的に摂ると術後の経過がぐっとよくなるといわれています。
- カルシウム(牛乳、ヨーグルトなど)
- タンパク質(肉類、魚類、卵、豆腐など)
- 亜鉛(魚介類、豆類、チーズ、卵、野菜など)
- ビタミン(豚肉、レバー、野菜、果物など)
「カルシウム」は骨を強くし、カルシウムを多く含む乳製品は傷口を保護する役目があります。
「タンパク質」は歯ぐきを修復する働きがあり、「亜鉛」には皮膚の再生を早める効果があるため、傷口の治りを早めたいときに効果的です。
「ビタミン」は亜鉛の吸収を促進する効果があるので、亜鉛と一緒に摂っていただくことでより効果を期待できます。
- 具だくさん茶碗蒸し
- ミキサーで細かくした野菜と豆乳のポタージュスープ
- きなこヨーグルトにやわらかい果物のトッピング
などは、栄養が満点で柔らかく食べやすいです。
なごみデンタルオフィスでは、患者さまの不安なお気持ちが和らぐように説明をしっかり行いサポートさせていただきます。
インプラント治療でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。